日国友の会

くどくえ【功徳衣】

読者カード 用例 2024年10月06日 公開

2021年02月04日 古書人さん投稿

用例:袈裟は唐翻に無垢衣、功徳衣(クトクエ)、蓮花衣、忍辱鎧、出世服、離染服、といふ〔服飾門附装飾・山伏の装束〕
『風俗畫報(第四号)』 1889年5月10日 発行人 吾妻健三郎
語釈:〔名〕仏語。僧が安居(あんご)修了の後、供養される衣のこと。安居の功によって堅固な五種の功徳が得られるところからいう。安居終了後、四か月または五か月の間を限って着用を許される。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、仏典『四分律』の例が添えられているだけですね。

著書・作品名:風俗畫報(第四号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1889年5月10日

著者・作者:発行人 吾妻健三郎

掲載ページなど:13ページ上段2行目

発行元:東陽堂