日国友の会

ふきつ【不吉】

読者カード 用例 2024年10月06日 公開

2021年02月06日 古書人さん投稿

用例:三尊佛の立石をまさしく寝殿に向かふべからず。すこしき餘方へ向ふべし。是をゝかす不吉也。〔立石口伝〕
『作庭記(「群書類従」(第十二輯)巻第362より)』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:〔名〕(形動)前兆のよくないこと。縁起の悪いこと。また、そのさま。不祥。不瑞。凶。ふきち。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『後二条師通記‐康和元年(1099)正月二八日付け記事の例が早いのですが、59年ほどさかのぼります。

著書・作品名:作庭記(「群書類従」(第十二輯)巻第362より)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:713ページ上段9行目

発行元:経済雑誌社