日国友の会

かぶとのほし【兜の星】

読者カード 用例 2024年10月06日 公開

2021年02月06日 古書人さん投稿

用例:立る石をたゞ一本づゝかぶとの星なんどの如く。たてをく事はいとゝゝおかし〔立石口伝〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:兜の鉢(はち)の鉄片を継ぎ合わせるために打った鋲(びょう)の頭。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『平家物語』(13C前)の例が早いのですが、さかのぼります。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:715ページ下段後ろから6行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社