日国友の会

なつこだち【夏木立】

読者カード 用例 2024年10月07日 公開

2021年02月07日 古書人さん投稿

用例:若池あらば島には松柳。釣殿のほとりには楓やうの夏こだち。涼しげならん木をうふべし。〔立石口伝〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:(一)〔名〕夏のこだち。夏のころの生い繁った木立。《季・夏》

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2009年7月3日付で、monoさんに、『長治元年五月散位広綱歌合』 (1104)の例をご紹介いただいていますが、さらに、64年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:717ページ下段後ろから2行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社