せんしょうせき【尖晶石】
読者カード 用例 2021年12月05日 公開
用例: | それから込み入った化合物の原子の並び方を研究し、殊に尖晶石(Sensyôseki)(Spinel)の種類の結晶について原子の位置を詳しく定めた。 |
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『X線と結晶体』 1917年7月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕アルミニウム、マグネシウムなどの酸化物を成分とする鉱物。等軸晶系。スピネル。 |
コメント:第二版では辞書類(1914)以外の用例が載っていないので。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正六年七月、『ローマ字世界』)とあります。
編集部:第2版では、『英和和英地学字彙』(1914)の例が添えられています。
著書・作品名:X線と結晶体
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1917年7月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:邦字表記は、83ページ10行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、80ページ17行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二刷発行〕)
発行元:岩波書店