日国友の会

たいしん【大臣】

読者カード 用例 2024年10月07日 公開

2021年02月08日 古書人さん投稿

用例:大臣の門に槐をうゑて槐門となづくること。〔立石口伝〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:(1)(「たい」「しん」はそれぞれ「大」「臣」の漢音)臣下の中で、身分も高く権勢のある人。重要な家臣。←→小臣。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、『本朝文粋』(1060頃)の例が早いのですが、さかのぼります。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:718ページ上段1行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社