けんろうじしん【堅牢地神】
読者カード 用例 2024年10月07日 公開
用例: | 天竺にも須達長者祇亘精舎を造りしかば。堅牢地神來天泉をほりき。甘泉是也。〔立石口伝〕 |
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『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱 | |
語釈: | (「けんろうじじん」とも)仏語。大地をつかさどる地神で、大地が万物を載せて堅固不動であるところから、堅牢の名がある。万物を生育し負載するはたらきを神格化したもの。一般にその像は赤肉色で左手に鮮花を盛った鉢を捧げる。堅固地神。堅牢地祇。地天。堅牢。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、『今昔物語集』(1120頃か)の例が早いのですが、80年ほどさかのぼることになります。
著書・作品名:作庭記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1040頃か年
著者・作者:橘 俊綱
掲載ページなど:718ページ下段6行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)
発行元:経済雑誌社