日国友の会

はこどい【箱樋】

読者カード 用例 2024年10月07日 公開

2021年02月08日 古書人さん投稿

用例:あらはにまかせいれたらむ念なくば地底へ箱樋を出水の中へふせとほして。その上に小筒をたつべき也。〔立石口伝〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:〔名〕切断面がコの字形の矩形になっているとい。はこひ。

コメント:確例ではありませんが遡ります

編集部:第2版では、読みが不詳な例はこちらに集めていますね。俳諧『口真似草』(1656)の例が早いのですが、さらに、616年前後さかのぼることになります。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:718ページ下段3行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社