日国友の会

しだいに【次第—】

読者カード 用例 2024年10月09日 公開

2021年02月08日 古書人さん投稿

用例:若水のありどころ出水より高き所にあらば。樋を水のいる口をば高て。末ざまをば次第にさげてそのうゑに中筒をすふべし。〔立石口伝・泉事〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:〔副〕(2)変化が少しずつ目立たない程度に進むさまをいう。おもむろに。だんだんに。徐々に。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、『名語記』(1275)の例が早いのですが、235年ほどさかのぼります。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:719ページ上段1行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社