日国友の会

たていた【立板】

読者カード 用例 2024年10月10日 公開

2021年02月08日 古書人さん投稿

用例:泉を廣くして立板より二三尺。水のおもへさしいでゝ釣殿の簀子のことく敷説もあり。〔立石口伝・泉事〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:〔名〕(1)立ててある板。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、御伽草子『さいき』(室町末)の例が早いのですが、さかのぼります。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:719ページ下段後ろから1行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社