日国友の会

ほりい【掘井・堀井】

読者カード 用例 2024年10月10日 公開

2021年02月08日 古書人さん投稿

用例:當時居所より高き地にほり井あれば。その井の深さ堀とをして。底の水ぎはより樋をふせ出しつれば。樋より流れ出る水絶る事なし。〔立石口伝・泉事〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:〔名〕「ほりいど(掘井戸)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、洒落本『風俗八色談』(1756)の例が早いのですが、716年前後さかのぼります。ちなみに、「堀井戸」の語釈は「地を掘ってつくった井戸。掘井」となっています。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:720ページ上段5行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社