日国友の会

おんな【恩納】

読者カード 項目 2024年10月10日 公開

2021年02月08日 古書人さん投稿

用例:恩納(オンナ)(恩納間切ノ東南ニアリ)〔琉球〕
『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯
語釈:沖縄県、沖縄本島中央部、国頭郡 (くにがみぐん) にある村。方音ウンナ。村の東部は沖縄本島北部を縦走する脊梁 (せきりょう) 山地で、海岸に沿うわずかな沖積地に集落が立地し、国道58号が縦貫する。第二次世界大戦前からサトウキビ栽培を主とした村であったが、近年は山地寄りにパイナップル、ミカン栽培や、本土向けの野菜、花卉 (かき) 栽培が盛ん。1972年(昭和47)復帰後、恩納村の海岸全域が沖縄海岸国定公園に指定され、多くのビーチや万座毛 (まんざもう) 、真栄田岬 (まえだみさき) などの景勝地に恵まれ、観光地化が著しく、リゾートホテルや大規模なゴルフ場も開設された。万座毛には沖縄を代表する女流歌人恩納なべの歌碑、仲泊 (なかどまり) には沖縄最大の遺跡である仲泊遺跡(国指定史跡)がある。〔『ニッポニカ』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:日本地名箋 下

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1874年

著者・作者:西野古海編輯

掲載ページなど:92丁ウ2行目

発行元:東京書肆