日国友の会

こうちょく【硬直】

読者カード 用例 2024年10月11日 公開

2021年02月10日 古書人さん投稿

用例:正純は其家臣をして奥平家より宇都宮を請取らせたるに當り。且は老中の威權に誇り且は硬直(コウチョク)の氣象に任せ。〔史傳・宇都宮釣天井考〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 櫻痴居士
語釈:〔名〕(4)態度・方針などが固定化して柔軟性がなくなること。「硬直した行政」

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:解釈1は物理的な硬さを意味しているのですが、この文脈では画面固陋に近い気質的な意味合いにとれますので、4の例となります。第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:櫻痴居士

掲載ページなど:444ページ上段9行目

発行元:博文館