日国友の会

かんぬし【神主】

読者カード 用例 2024年10月17日 公開

2021年02月11日 古書人さん投稿

用例:毎年九月十一月各十六日ニ神主(カンヌシ)祭禮(サイレイ)ヲ勤(ツトム)〔神廟・神明宮〕
『堺鑑(上)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕(「かむぬし」とも表記)(2)神社に仕える神人の長。禰宜(ねぎ)、祝部(はふりべ)などの上に立って、神事に関するいっさいのことをつかさどる人。

コメント:解釈2か3かはっきりしませんが「かんぬし」の確例です

編集部:3は広く一般に「神に仕える人」の意ですが、ご紹介いただいた例は「神明宮」に仕える人なので2の用例ということになります。辞書以外の確例として補いたいところです。

著書・作品名:堺鑑(上)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:1丁オ後ろから2行目

発行元:武村市兵衛板行