おおてら【大寺】
読者カード 語釈 2024年10月18日 公開
用例: | 又大寺(オホテラ)ト云事ハ本號ハ大念佛寺ト申シヲ世俗大寺(オホテラ)ト呼來リ〔神廟・三村宮〕 |
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『堺鑑(上)』 1684年 衣笠一閑 | |
語釈: | 「だいねんぶつじ(大念仏寺)」の俗称。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、大念仏寺への言及がありませんね。ちなみに、「大念仏寺」の語釈は「大阪市平野区平野上町にある融通念仏宗の総本山。正称は大源山諸仏護念院。大治二年(一一二七)融通念仏宗の開祖良忍の草創と伝えられる。のち火災などにより衰えたが、元亨年間(一三二一~二四)法明良尊が再興。江戸時代には、幕府の保護のもとに一宗の檀林に定められた。所蔵する菅原道真筆の「毛詩鄭箋(もうしていせん)残巻」は国宝。大念仏。平野の大念仏。亀鐘寺」となっています。
著書・作品名:堺鑑(上)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1684年
著者・作者:衣笠一閑
掲載ページなど:3丁オ後ろから1行目
発行元:武村市兵衛板行