ちょくん【儲君】
読者カード 用例 2024年10月19日 公開
用例: | 儲君(チョクン)家光が八月廿一日河越へ赴かせ給ひしが如きも。暗に宇都宮の變に備ふるが為にてもやある歟と思はるゝなり。〔史傳 宇都宮釣天井考〕 |
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『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 櫻痴居士 | |
語釈: | 将軍の世継ぎの子。 |
コメント:解釈1も2も共に皇族関係であって、これは皇族の事例ではありません
編集部:第2版では、(3)に「貴族の世継の子」とあり、『家伝』(760頃)の例が添えられています。もともと漢籍由来の語と考えられるので、あるいはこのブランチを調整して「世継ぎの君」で一括し、ここにご紹介いただいた例を置き、(1)の漢籍「後漢書」の例も持ってきて、ブランチとしては最初に立てるべきなのかもしれません。
著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:櫻痴居士
掲載ページなど:448ページ下段3行目
発行元:博文館