日国友の会

はしむかい【橋向】

読者カード 用例 2024年10月19日 公開

2021年02月14日 古書人さん投稿

用例:此龜ヲ入ル埋所ハ橋向(ハシムカヒ)ニシテ別當堯識(觀月院頼辯法印)加持シテ辯財天ト崇奉ル〔神廟・戎宮〕
『堺鑑(上)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕「はしむこう(橋向)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、俳諧『五徳』(1678頃)と尾崎紅葉『不言不語』(1895)の例が添えられています。ちなみに、「橋向こう」の語釈は「橋をへだてて向こう側。橋のかなた。また、そこにある土地。ふつう、中心地から橋をわたった対岸の地をいう。橋むかい」となっています。

著書・作品名:堺鑑(上)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:25ページ2行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行