日国友の会

りょうわき【両脇】

読者カード 用例 2024年10月19日 公開

2021年02月14日 古書人さん投稿

用例:さても此かゆといふ文字を、りやうわきに弓をかいて、中にこめをかくにはしさいこそ候はめ、ふしんしごくに存候、〔下・一〕
『一休関東咄』 1672年 巌津喜兵衛
語釈:〔名〕両方の脇。左右の脇。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、俳諧『小柑子』(1703)の例が早いのですが、さらに31年さかのぼります。

著書・作品名:一休関東咄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1672年

著者・作者:巌津喜兵衛

掲載ページなど:150ページ上段本文4行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會