日国友の会

たいとくいん【台徳院】

読者カード 項目 2024年10月19日 公開

2021年02月14日 古書人さん投稿

用例:此地ハ台徳院(タイトクヰン)殿ヨリ拜領ス〔神廟・稲荷〕
『堺鑑(上)』 1684年 衣笠一閑
語釈:「とくがわひでただ(徳川秀忠)」の諡号。

コメント:遡ります

編集部:2011年9月20日付けで、『己巳紀行』(1689)の例をご紹介いただいていますが、さらに、5年さかのぼります。ちなみに、「徳川秀忠」の語釈は「江戸幕府第二代将軍。家康の三男。幼名長松、のち 竹千代。慶長一〇年(一六〇五)将軍となる。元和九年(一六二三)まで将軍職にあって家康の遺命を守り、諸法度の制定、貿易地の制限など幕府組織の整備に努めた。天正七~寛永九年(一五七九~一六三二)」となっています。

著書・作品名:堺鑑(上)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:32ページ1行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行