やこ【野狐】
読者カード 用例 2024年10月22日 公開
用例: | 或時神感應有テ森ノ中ニ三足ノ野狐(ヤコ)アリ〔古跡・釣狐寺〕 |
---|---|
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑 | |
語釈: | 〔名〕(1)野にすむ狐。のぎつね。特に、禅で、真に深奥に達しないのに、自分でさとったつもりでいる者をいう。野狐禅。 |
コメント:「やこ」の確例です
編集部:辞書以外の確例としては、虎寛本狂言『釣狐』(室町末〜近世初)の例が添えられています。
著書・作品名:堺鑑(中)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1684年
著者・作者:衣笠一閑
掲載ページなど:60ページ後ろから2行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕
発行元:武村市兵衛板行