日国友の会

かせん【合戦】

読者カード 用例 2024年10月23日 公開

2021年02月17日 古書人さん投稿

用例:信長公信忠公ノ御時ヲ聞届玉ヒ此勢ニテ合戦(カセン)シテ孝養ニセント頻ニ宜ツヽ悶焦シ玉ヘ共〔古事戦場・東照大権現〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕(「かっせん」の促音「っ」の無表記)「かっせん(合戦)」に同じ。

コメント:「かせん」の確例です

編集部:第2版では、『蒙古襲来絵詞』(1293頃)の例が添えられています。ちなみに、「かっせん」の語釈は「(「こうせん(かふせん)」の変化した語)敵味方が出会って戦うこと。戦い。戦闘。交戦」となっています。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:76ページ後ろから1行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行