かせん【合戦】
読者カード 用例 2024年10月23日 公開
用例: | 信長公信忠公ノ御時ヲ聞届玉ヒ此勢ニテ合戦(カセン)シテ孝養ニセント頻ニ宜ツヽ悶焦シ玉ヘ共〔古事戦場・東照大権現〕 |
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『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑 | |
語釈: | 〔名〕(「かっせん」の促音「っ」の無表記)「かっせん(合戦)」に同じ。 |
コメント:「かせん」の確例です
編集部:第2版では、『蒙古襲来絵詞』(1293頃)の例が添えられています。ちなみに、「かっせん」の語釈は「(「こうせん(かふせん)」の変化した語)敵味方が出会って戦うこと。戦い。戦闘。交戦」となっています。
著書・作品名:堺鑑(中)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1684年
著者・作者:衣笠一閑
掲載ページなど:76ページ後ろから1行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕
発行元:武村市兵衛板行