日国友の会

いせじ【伊勢路】

読者カード 用例 2024年10月23日 公開

2021年02月17日 古書人さん投稿

用例:酒井石川ナド達テ諫申スニヨリ伊勢路(イセヂ)ヲ指テ夜ヲ日ニ次急セ玉ヘ共剛兵ハ疵ツク事ナシト云シ如ク〔古事戦場・東照大権現〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:脇街道の一つ。中古では、鈴鹿で東海道から分かれ、伊勢国の南部を縦貫して伊勢神宮に至り、さらに志摩国(三重県南部)の国府まで達する道。近世では、東海道日永追分より分かれ、神戸(かんべ)、津を過ぎて伊勢神宮に至る道。伊勢街道。参宮街道。五十丁。

コメント:遡ります

編集部:2020年5月22日付けで、『諸国案内旅雀(三)』(1701)の例をご紹介いただいていますが、さらに、17年さかのぼります。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:77ページ3行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行