日国友の会

ろざん【廬山】

読者カード 用例 2024年10月26日 公開

2021年02月19日 古書人さん投稿

用例:終ニ宋ニ入テ廬山(ロサン)一流ノ宗脈ヲ傳來シ歸朝アリテ此地ニ來〔寺観・大経寺旭蓮社甘露山〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:中国、江西省北部の名山。九江市の南にあり、北は揚子江、東は鄱陽(はよう)湖に臨む。諸峰が絶壁をなしてそびえ、周の匡俗が廬を結び仙人となって昇天したという伝説がある。晉の高僧慧遠の東林寺、陶潜の靖節書院、香炉峰の遺愛寺など名所旧跡が多かったが、多くは太平天国の乱で荒廃した。匡山、匡廬山とも。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:86ページ3行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行