日国友の会

ひょうか【兵火】

読者カード 用例 2024年10月26日 公開

2021年02月21日 古書人さん投稿

用例:永正年中兵火(ヒャウクワ)ニ罹テ堂社道場神殿僧坊忽ニ滅亡ス〔寺観・向泉寺 三國山〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕いくさによって起こる火事。へいか。

コメント:「ひょうか」の確例です

編集部:第2版では、読本『雨月物語』(1776)の例が早いのですが、さらに、92年さかのぼります。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:89ページ3行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行