日国友の会

こつじき【乞食】

読者カード 用例 2024年10月26日 公開

2021年02月21日 古書人さん投稿

用例:又上人市ニ出テ乞食(コツジキ)シ貧人ヲ助玉フ故ニ悲田院ト申也〔寺観念・悲田院 法護山〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕(「こつ」は「乞」の慣用音。「じき」は「食」の呉音)(1)仏語。僧が、人家の門に立ち、食を請いもとめながら行脚(あんぎゃ)し、仏道を修行すること。また、その僧。頭陀(ずだ)。行乞(ぎょうこつ)。分衛。托鉢(たくはつ)。こじき。

コメント:解釈1に和文例がないので

編集部:第2版では、このブランチに確例を添えることができませんでした。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:91ページ1行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行