日国友の会

げじじょう【下知状】

読者カード 用例 2024年10月11日 公開

2021年02月21日 古書人さん投稿

用例:さすがの嘉明安治も出て戰はず。こは秀吉が下知状(ゲヂジャウ)に。〔史傳・脇阪安治〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 依田百川
語釈:〔名〕(後世「げちじょう」とも)中世、武家文書の様式の一つ。命令を下達する文書。「下知如レ件」という書止めをもつ。幕府の訴訟判決、譲与、安堵などひろく用いられ、訴訟判決の下知状は「裁許状」とも呼ばれた。下知。

コメント:「げじじょう」の確例です

編集部:第2版では、確例を添えることができませんでした。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:依田百川

掲載ページなど:452ページ下段15行目

発行元:博文館