日国友の会

くんれん【薫錬】

読者カード 項目 2024年10月26日 公開

2021年02月22日 古書人さん投稿

用例:寺内ニ室ヲ構比丘ト比丘尼トヲ相別薫錬(クンレン)セルトカヤ〔寺観・極楽寺 清浄山〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕仏語。薫修練行の略。仏道修行に努力精進すること。〔大修館『大漢和辞典』〕

コメント:解釈1の事例で遡ります。この文字を当てているので訓練の事例で正しいのかどうか

編集部:音は同じでも字義に違いがあり、用例を調べると仏教用語であることが分かります。「訓練」とは別語と考えます。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:92ページ4行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行