だいゆういん【大猷院】
読者カード 項目 2024年10月27日 公開
用例: | 當寺へ御成 台徳院殿 元和九年癸亥七月十日 大猷院(ダイユウヰン)殿(同年八月十八日也)〔寺観・南宗寺 龍興山〕 |
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『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑 | |
語釈: | 「とくがわいえみつ(徳川家光)」の諡号。 |
コメント:遡ります
編集部:2011年10月25日付けで、『己巳紀行』(1689)の例をご紹介いただいていますが、5年さかのぼります。ちなみに、「徳川家光」の語釈は「江戸幕府第三代将軍。秀忠の次男。幼名竹千代。元和九年(一六二三)将軍となる。酒井忠世をはじめとする賢臣の補佐によって、法度・職制・兵制・参勤交代などを定めて幕府の基礎を築く。また、キリスト教を禁圧して鎖国体制を強固にした。茶道・絵画などに通じ、風流を好んだ。慶長九~慶安四年(一六〇四~五一)」となっています。
著書・作品名:堺鑑(中)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1684年
著者・作者:衣笠一閑
掲載ページなど:97ページ5行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕
発行元:武村市兵衛板行