日国友の会

だいだんな【大檀那】

読者カード 用例 2024年10月26日 公開

2021年02月23日 古書人さん投稿

用例:此外梶原ノ子孫道山行公菴主親子六人大檀那(ダイダンナ)トシテ嘉暦年中諸伽藍悉成就シ畢ヌ〔寺観・禅通寺〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕「おおだんな(大旦那・大檀那)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2008年2月6日付けで、『江戸名所図会(二)』(1836)の例をご紹介いただいていますが、さらに、152年さかのぼります。ちなみに、「おおだんな」の語釈は「(1)寺の檀家(だんか)のなかで主だった人。また、布施などを多く喜捨する人」となっています。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:98ページ2行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行