日国友の会

まっぱ【末派】

読者カード 用例 2024年10月27日 公開

2021年02月23日 古書人さん投稿

用例:彌今ニ至テ黄梅院ノ末派(マツハ)タル者也〔寺観・禅通寺〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕(「まつは」とも)(1)末の流れ。宗教・芸術などの末の流派。えだながれ。末流。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『運歩色葉集』(1548)の例が早いのですが、文例としては、『真光寺由緒記』天明2年(1782)の記事よりも98年さかのぼります。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:98ページ後ろから2行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行