日国友の会

スキタイ

読者カード 用例 2024年10月13日 公開

2021年02月23日 古書人さん投稿

用例:第二條は、釋迦即ちシャークヤ種は、ヘロドトス氏のスキュタイ種、ストラボン氏のサーカイ種と同種にして、〔史傳・釋迦種の説に付きて井上文學博士に質す〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 那珂通世
語釈:〔名〕(ギリシア Skythai)イラン系の遊牧騎馬民族。前六世紀から、黒海北岸に遊牧国家を建てたが、前三世紀頃サルマート人に圧迫されて衰退した。

コメント:遡ります

編集部:2014年3月4日付けで、阪本健一『外国地名人名辞典 全』(1903)の例をご紹介いただいていますが、7年さかのぼります。「スキタイ」と同一語として統合するのであれば、異形として《スキュタイ》を表示すべきですね。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:那珂通世

掲載ページなど:456ページ下段9行目

発行元:博文館