スキタイ
読者カード 用例 2024年10月13日 公開
用例: | 第二條は、釋迦即ちシャークヤ種は、ヘロドトス氏のスキュタイ種、ストラボン氏のサーカイ種と同種にして、〔史傳・釋迦種の説に付きて井上文學博士に質す〕 |
---|---|
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 那珂通世 | |
語釈: | 〔名〕(ギリシア Skythai)イラン系の遊牧騎馬民族。前六世紀から、黒海北岸に遊牧国家を建てたが、前三世紀頃サルマート人に圧迫されて衰退した。 |
コメント:遡ります
編集部:2014年3月4日付けで、阪本健一『外国地名人名辞典 全』(1903)の例をご紹介いただいていますが、7年さかのぼります。「スキタイ」と同一語として統合するのであれば、異形として《スキュタイ》を表示すべきですね。
著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:那珂通世
掲載ページなど:456ページ下段9行目
発行元:博文館