日国友の会

ほんのうじ【本能寺】

読者カード 用例 2024年10月27日 公開

2021年02月24日 古書人さん投稿

用例:本寺ハ洛陽本能寺(ホンノフジ)ト尼崎本興寺ト也〔寺観・顕本寺〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:京都市中京区下本能寺前町にある法華宗本門流の大本山。山号は卯木山。応永二二年(一四一五)日隆が創建。はじめ本応寺といい油小路高辻と五条坊門との間にあったが、永享五年(一四三三)六角大宮に移り現名に改称。天文年間(一五三二~五五)日承が四条西洞院付近に再興。天正一〇年(一五八二)本能寺の変で焼失。同一七年豊臣秀吉が現在地に移した。境内に織田信長の供養塔がある。所蔵する伝藤原行成筆書巻は国宝。

コメント:遡ります

編集部:2008年3月9日付けで、『都名所図会 上巻』(1780)の例をご紹介いただいていますが、さらに、96年さかのぼります。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:105ページ6行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行