日国友の会

とうい【頭圍】

読者カード 項目 2024年10月14日 公開

2021年02月25日 古書人さん投稿

用例:其夜は六里前なる頭圍と云へる處に到る〔地理・東部台灣の探檢〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 柴山覺藏
語釈:台湾北東部、宜蘭(ぎらん)県北部の町。宜蘭の北東28キロメートル、太平洋岸に位置する。別称頭城(とうじょう)。1796年、福建省漳州(しょうしゅう)の人呉沙(ごさ)が200余人を率いてこの地に入り、開墾の本拠地として土塀を築き城とした。これが地名頭城(第一の城)の由来である。台湾東部から台北へ通じる鉄道・道路の要衝で、キールンへの物資の補給地、中継地として発達した。〔『ニッポニカ』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:柴山覺藏

掲載ページなど:460ページ上段後ろから5行目

発行元:博文館