日国友の会

てんせい【天性】

読者カード 用例 2024年10月29日 公開

2021年02月26日 古書人さん投稿

用例:天性(テンセイ)聰明シテ耳目ノ觸處臆記シテ不忘浄土ノ三部ヲ東關ニ學〔寺観・専修寺〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:(古くは「てんぜい」とも)【一】〔名〕天から授かった性質。生まれつき。また、天然自然のなりゆき。生得。天資。てんしょう。

コメント:解釈1の「てんせい」の確例です

編集部:第2版では、「天性」は「テンゼイ」の読みの例が2例添えられていますが、見出し語形どおりに「テンセイ」と読ませる例は添えられていませんね。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:114ページ2行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行