日国友の会

ぐんもう【群盲】

読者カード 用例 2024年10月30日 公開

2021年02月26日 古書人さん投稿

用例:天文年中ニ洛陽ニ入テ講經論談シ玉ヒ群盲(グンマウ)ヲ導玉フ〔寺観・専修寺〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕(2)多くのおろかな人々をたとえていった語。

コメント:和文例のより古い事例なので

編集部:第2版では、『済北集』(1346頃か)の例が早い例として添えられていますが、和文脈の例としては、渡辺一夫『フランスの百科辞典について』(1950)の例よりも266年さかのぼります。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:114ページ4行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行