日国友の会

かつごう【渇仰】

読者カード 用例 2024年10月30日 公開

2021年02月26日 古書人さん投稿

用例:今ニ至テ毎年正月廿五日開奉諸人ノ渇仰(カツガウ)ヲナセル處也〔寺観・専修寺〕
『堺鑑(中)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕(渇して水を思うように、仏を仰ぎ慕う意)仏を深く信じ仰ぐこと。転じて、人や事物を尊び敬うこと。あこがれ慕うこと。かつぎょう。

コメント:「かつごう」の確例です

編集部:第2版では、「渇仰」を「カツゴウ」と読ませる例は、『色葉字類抄』(1177-81)のみとなっていますね。

著書・作品名:堺鑑(中)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:116ページ5行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行