日国友の会

りゅうぜん【隆然】

読者カード 用例 2024年10月14日 公開

2021年02月26日 古書人さん投稿

用例:三貂大岺にかゝる該所は所謂る台灣山脈の起點にして北角之より隆然(リウゼン)頭を擡げ遂に群峯の盟主たる「モリソン」山を作る者なり〔地理・東部台灣の探檢〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 柴山覺藏
語釈:〔形動タリ〕(1)隆起しているさま。高くもりあがっているさま。窿然。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:夏目漱石『草枕』(1906)の例が早いのですが、さらに、10年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:柴山覺藏

掲載ページなど:461ページ下段後ろから6行目

発行元:博文館