ごひゃくらかん【五百羅漢】
読者カード 用例 2024年10月14日 公開
用例: | 先第一に五百羅漢(ラカン)に似たる無數の小岩の間を、或は落花の如く、或は白雪(はくせつ)の如く、〔地理・日光山の奥〕 |
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『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 田山花袋 | |
語釈: | (2)(1)から、ひとところに集まった大勢の人をたとえていう。 |
コメント:この事例は人ではなく小岩で、解釈2の事例で遡ります
編集部:第2版では、立野信之『軍隊病』(1928)の例が添えられていますが、さらに、32年さかのぼります。この場合は、小岩が多数集まっているのを「五百羅漢」に喩えているということになるので、語釈を検討すべきですね。*軍隊病〔1928〕〈立野信之〉
著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:田山花袋
掲載ページなど:464ページ上段6行目
発行元:博文館