日国友の会

しょうずいのしろ【勝瑞城】

読者カード 項目 2024年10月31日 公開

2021年03月03日 古書人さん投稿

用例:後ニ阿州勝瑞城(セウスイノシロ)ニ居シテ長宗我部宮内少輔元親ト戰シガ〔仕官・三好存保〕
『堺鑑(下)』 1684年 衣笠一閑
語釈:中世の平城。阿波屋形・勝瑞屋形とも呼ぶ。徳島県板野郡藍住(あいずみ)町勝瑞に所在。JR高徳線勝瑞駅の北西600m、旧吉野川南岸の自然堤防上に位置する。北は旧吉野川、東は今切川に面する。南は後背湿地に面している。現在では吉野川平野の中央部に位置するが、当時は湿地帯などが多く、また川幅も広くて攻めにくい地形であって、しかも海岸線も現在より内陸部にあり、水上交通には便利な地形であったと考えられる。〔cf.『新版角川日本地名大辞典』@JapanKnowledge"勝瑞城(しょうずいじょう)"〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:堺鑑(下)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:139ページ後ろから3行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行