日国友の会

みょうしゅ【妙手】

読者カード 用例 2024年11月03日 公開

2021年03月06日 古書人さん投稿

用例:道菴ハ利休ノ實子也茶道ノ妙手(メウジュ)ト云是モ利休死后流罪ノ後ニ御免〔伎藝・千宗易〕
『堺鑑(下)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕(1)すぐれたうでまえ。巧みな技量。妙技。また、その持ち主。上手。

コメント:解釈1の「みょうじゅ」の確例です

編集部:連濁形もあったということになりますね。語釈冒頭に(「みょうじゅ」とも)と補ったほうがいいでしょう。

著書・作品名:堺鑑(下)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:166ページ3行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行