日国友の会

どくしん【独身】

読者カード 用例 2024年11月03日 公開

2021年03月06日 古書人さん投稿

用例:今ニ末流筑後州ニアリト云共一生獨身(ドクシン)ニテ養子モセズ近比死シテ其跡斷絶ス〔伎藝・千宗易〕
『堺鑑(下)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕(2)配偶者のないこと。また、その人。ひとりみ。

コメント:解釈2の事例としましたが

編集部:「養子モセズ」とありますから、これは2の例と考えてよさそうです。第2版では、合巻『正本製』(1815-31)の例が早いのですが、さらに、147年さかのぼります。

著書・作品名:堺鑑(下)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:166ページ5行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行