りゅうたつりゅう【隆達流】
読者カード 項目 2024年11月04日 公開
用例: | 有故還俗シ高三氏ノ家ニ往テ藥種ヲ商年ヲ經テ小歌ノ節ヲ一流謳出スヨリ世俗隆達流(リウタツリウ)トテ謳賞翫〔伎藝・高三隆達〕 |
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『堺鑑(下)』 1684年 衣笠一閑 | |
語釈: | 〔名〕「りゅうたつぶしかよう(隆達節歌謡)」に同じ。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「隆達節歌謡」の語釈は「江戸初期の小歌。文祿・慶長(一五九二~一六一五)頃、和泉国(大阪府)堺の日蓮宗顕本寺の僧、隆達が還俗してうたい始めた。寛文(一六六一~七三)の頃、三弦や一節切(ひとよぎり)に合わせて流行した。この節は近世小歌の祖といわれ、ことに三四四三三四五の近世調の完全な形も含まれている。隆達小歌。隆達節」となっています。
著書・作品名:堺鑑(下)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1684年
著者・作者:衣笠一閑
掲載ページなど:168ページ後ろから2行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕
発行元:武村市兵衛板行