日国友の会

さやぐち【鞘口】

読者カード 用例 2024年11月04日 公開

2021年03月07日 古書人さん投稿

用例:小口ニ刀ヲ差入ルニソロリト鞘口(サヤクチ)能合故ニ異名ニソロリト云ケル〔伎藝・鼠楼栗新左衛門〕
『堺鑑(下)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕(1)刀剣の鞘の刀身のさし入れ口。鯉口(こいぐち)。呑入(のみいれ)。

コメント:「さやくち」の確例です

編集部:第2版では、「鞘口」を「さやくち」と読ませる例は添えられていませんね。

著書・作品名:堺鑑(下)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:169ページ4行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行