おおさかじん【大坂陣】
読者カード 項目 2024年11月04日 公開
用例: | 秀頼公ニ召遣レテ大坂陣(オホサカヂン)ニ討死ス〔伎藝・喜多七太夫長能〕 |
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『堺鑑(下)』 1684年 衣笠一閑 | |
語釈: | 「おおさかのじん(大阪陣)」に同じ。 |
コメント:フリガナの通りの見出しとしました
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。「大阪陣日記」「大阪陣功名覚帳」などと用いられることもあるので、とりあえず、ママの形で見出しにしておきましょう。ちなみに、「大阪の陣」の語釈は「徳川家康が豊臣氏を攻め滅ぼした戦い。慶長一九年(一六一四)、家康は全国の大名を召集し、一一月に大坂城を攻囲(これを大坂冬の陣という)。翌月、外堀を埋める条件で和議を結んだが、約束に反して内堀までも埋め立てた。翌年四月に戦闘が再開され(これを大坂夏の陣という)、五月に豊臣秀頼とその母淀君は自殺し、大坂城も陥落した」となっています。
著書・作品名:堺鑑(下)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1684年
著者・作者:衣笠一閑
掲載ページなど:171ページ後から1行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕
発行元:武村市兵衛板行