日国友の会

ちょうなんじょう【庁南城】

読者カード 項目 2024年11月04日 公開

2021年03月08日 古書人さん投稿

用例:一、廳南城は、今の町よりは北に當れる山中に遺跡今に存せりと。
『房総志料』 1802(序)年 中村国香
語釈:(「長南城」とも)千葉県長生郡長南町にあった城。康正二年(一四五六)武田信長は古河公方足利成氏方として上総に入り、真里谷まりやつ城(現木更津市)とともに「庁南の城」を築き、以後上総の両武田と称され、その拠点となった(鎌倉大草紙)。〔cf.平凡社『日本歴史地名大系』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:房総志料

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1802(序)年

著者・作者:中村国香

掲載ページなど:3ページ後ろから3行目〔『改訂房総叢書(第3輯)』、1959〕

発行元:房総叢書刊行會