日国友の会

きさかた【象潟】

読者カード 用例 2024年11月07日 公開

2021年03月09日 古書人さん投稿

用例:松嶋ニ等ト云テ奥州ノ名所ニ象潟(キサカタ)ト云所有ニ因テ名付タリ〔名物・塩谷宗悦〕
『堺鑑(下)』 1684年 衣笠一閑
語釈:秋田県南西端の地名。日本海に面し、かつては八十八潟、九十九(つくも)島の景観で知られたが、文化元年(一八〇四)の地震で陸地化した。鳥海山の登山口。

コメント:遡ります

編集部:2017年3月13日付けで、『奥羽道記』(1691)の例をご紹介いただいていますが、さらに、7年さかのぼります。

著書・作品名:堺鑑(下)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:187ページ4行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行