日国友の会

ふなやぐら【船櫓】

読者カード 用例 2024年11月07日 公開

2021年03月09日 古書人さん投稿

用例:日本ノ兵多燒亡サレ舩櫓(フナヤグラ)ニ熾付テ可消隙モナカリト太平記ニ書侍〔土産・鐡炮〕
『堺鑑(下)』 1684年 衣笠一閑
語釈:〔名〕大型和船の上回りに設ける櫓のこと。本来、柱・梁・囲板・櫓板で構成する軍船の艤装だが、近世の荷船もよく似た構造をとるため、同様に呼ばれる。

コメント:辞典しか事例がないので

編集部:第2版では、『日葡辞書』(1603-04)から確例が引かれていますね。

著書・作品名:堺鑑(下)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1684年

著者・作者:衣笠一閑

掲載ページなど:199ページ5行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕

発行元:武村市兵衛板行