でばぼうちょう【出歯包丁】
読者カード 用例 2024年11月07日 公開
用例: | 其鍛冶出齒ノ口本成故人呼テ出齒庖丁(デババウチャウ)ト云リ〔土産・出歯包丁附御方包丁〕 |
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『堺鑑(下)』 1684年 衣笠一閑 | |
語釈: | 〔名〕刃の幅が広くみねが厚く先のとがった包丁。魚・鳥を骨ごと切ったり、あらぎりをするときなどに用いる。でば。 |
コメント:和文例がないので
編集部:第2版では、俳諧『毛吹草』(1638)の語例が早い例として添えられていますが、文章例としては、浄瑠璃『心中宵庚申』(1722)の例よりも38年さかのぼります。語源説でも触れられている例ですね。
著書・作品名:堺鑑(下)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1684年
著者・作者:衣笠一閑
掲載ページなど:203ページ後ろから1行目〔古板地誌研究会(藝林舎)、1971〕
発行元:武村市兵衛板行