日国友の会

がいかん【外患】

読者カード 用例 2024年11月10日 公開

2021年03月10日 古書人さん投稿

用例:右の病床委細は筆紙に盡し兼候得共大筋は内憂と外患との二ッに御座候
『水戸烈公戊戌封事』 1839年 水戸斉昭
語釈:〔名〕外国や外部から圧迫や攻撃を受けるおそれ。外憂。外懼(がいく)。←→内憂。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『鄰艸』(1861)の例が早いのですが、さらに、22年さかのぼります。

著書・作品名:水戸烈公戊戌封事

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1839年

著者・作者:水戸斉昭

掲載ページなど:62ページ5行目(「野史臺 維新史料叢書 別編二」、1973)

発行元:東京大学出版會