じょうこしゃそ【城狐社鼠】
読者カード 用例 2024年11月11日 公開
用例: | 俄に心つき官宦等を罪し候ても間に合不申候むかしよりこれをさして城狐社鼠に譬へ申候 |
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『水戸烈公戊戌封事』 1839年 水戸斉昭 | |
語釈: | 〔名〕(城にすむ狐と社にすむ鼠は、これを除こうとすればその城や社を壊さなければならないので、たやすく手を下しにくい意から)君側にある、除きにくい奸臣のたとえ。 |
コメント:和文例がないので
編集部:第2版では、漢籍『晋書』の例と、国書からは『本朝続文粋』(1142-55頃)の例が添えられているだけですね。
著書・作品名:水戸烈公戊戌封事
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1839年
著者・作者:水戸斉昭
掲載ページなど:65ページ1行目(「野史臺 維新史料叢書 別編二」、1973)
発行元:東京大学出版會